突如生まれた、「丸いものに羽が生えているシリーズ」は、進化している。
この完成形が見えないまま推し進めていく感じがまた面白い。
拾った木の実(なんて名前だろうか?)に孔雀の羽の先端をさしてみた。
そして乗せてみる。
羽の生えた丸いものが座るための椅子、2種。
折り紙の要領にミシン縫いを組み合わせてつくる。
素材は油彩用のリネンカンバス。裏がコーティングされており、ある程度形状も記憶してくれる。
最初に小さいほう(左)ができて、もうひとつ同じものを折ろうとするが、できない。
この「できなさ」が、よい。
造形を手が考えている。
同じくリネンカンバスの花入れ。ドライフラワーベース(吊りタイプ)
試験管を入れると生花もいけるはず。
ひとつづつ折ったものを2連にしてみた。
容器自体に羽が生えているタイプのものだなぁと思う。
丸羽シリーズはたぶん連作になる。
順序で言うと 紙→陶芸(まだ捏ねた状態だけど)→布造形 ときた。
木の実もあるから、紙→陶芸→布造形→植物 かな?
どこまでいくのかしら。
一連が響き合ってよりよく見えるなら、
部屋的な場所で展示することになるんじゃなかろうか。
してみたい。
とにかく今までとはまったく異なる方法で、思考回路で、着想で、こころと手が動いているので、とても楽しいです。