2017/06/18 22:05

いのりのどうぐをつくりたいとおもっているのだけれど、
うつくしいものはじぶんの中ではなく外側にしかなくて、

それはだいたい無償で、なおかつ自然のものなので、

(空とか鳥とか木々の形とか葉が落とす影とか風で揺らぐそのシルエットとか)

造形の意図が入ったとたん、いのりのどうぐではなくなるような。
造形の意図のないかたちをつくることができるのは、常人の所業ではない気がする。



伝統工芸にときどき常人の所業でないものを感じるのは、それは、歴史の意図がのりうつっているからかな、と思う。

何十代目の手や意識は、
先代や先々代やそのまた先代、それをとりまく人たちの理想形を絶えず過去から受信している。



わたしは好きなひとの好きなものを絶えず模倣しているようだ。
好きなものの好きな人を真似ているとも言える。

真ん中が空洞なのでどんどん入ってきて通り過ぎていく。
あれもこれも「この雰囲気がすきなのね」と思う。

感染し続けることでつくり続けることが出来る。
主体があるようで全然ない。
じぶんがつくるものの表層がどんどん変わっていくのは関わる人が変わるからだ。


場所やその場所にあつまる人たちが求めているようなものを受信している。
無意識のうちに想定して投げている。


想定して投げるということをしなくなると途端に8歳ぐらいで、そんなわたしが今、創作したのはこれ。

MUSHI BLDG.


お守りは信じる人にしか効能がないなぁと思う。



お守りのような虫のようなものをつくりました。たましいのようなかたちもあります。

細長かったり丸かったり羽が生えていたりする。

レザーの紐をとおして首からぶら下げると可愛いと思う。(色は白)

可愛いかしら・・・・?ここにアパレルの企画開発の感覚はありません。
類似ブランドをピックしたりしていない。感度をソートする傲慢さには敏感です。


家も(カゴというかBOXというかルームも)きちんとあるし、飾ってもいい気もする。


みんなわざわざ言わないけれど、たいていの人はじぶんの部屋に神棚のようなものがある。

(ミニマリストにはないのかもしれないけれど)

神棚の上はこんなラインナップ。

その名のとおり神社仏閣の御札。
パワーストーンに、香木に、インセンスに、ロザリオに。
小ぶりの木彫品とか、植物の種とかドライフラワーとかお気に入りの本とか。
仏像に、招き猫。おばぁちゃんの紙細工とか。組紐とか、麻縄とか。
ひとによっちゃアニメのフィギュアで、アイドルのグッズも。
バンドのツアーグッズもそうだな。
家族写真も友達や恋人の写真だって神棚にあればお守りのようなものだ。



MUSHI。
どんな人が持って帰るのかみたいしやっぱ売りたいよね~と思う。


値段は決めています。
ひとつ6400円!!(ムシだから)

ビルごと買うと8部屋なので、51,200円です。

ふふふ。