2018/04/12 22:54


4月、始まりの季節ですね。

去年度エムエムエムメイドのおおきな節目として、ソーイングギャラリーでのセカンドサイクル展がありました。
ある意味、あの展示は製作販売をつづけてきたことの最後の結果であり、
ものをつくる自分とその周辺の関係性を象徴的に現す集大成と言えるものでした。

(正直いくとこまでいったなと感じていました)

あれから一周したんだなと思います。

うつくしい日用品を民藝というのかもしれませんが、なんとなくそれがストンと腑に落ちず、
(華美な装飾が潤いをもたらすこともあるはずなので)
ただきれいなものと同化する喜びはあるなと実感しています。


俗で雑な暮らしもあんがい心地よいものです。

じぶんがよいとおもうものに誠実である限り、その感度を鈍らせないならば、
どんなものをつくろうと、現れ方が違うだけで基本的にはすべて同じであるということがわかりました。

なので、あたらしいロゴでは、ながいこと付けてきた括弧書きの ”FabricProductsLabel" は、はずれました。
このフォントどこから拾ったかわかりますでしょうかー?

ふふ。
正解は「横断歩道に敷かれた黄色いタイルの溝をなぞった」です!



価値の形の外側へと飛べますように。


まだ、つくりますよ。
「もうちょっと」が続けば、「ずっと」になるし、理想はそれなんです。


エムエムエムメイドは、とてもよい感染を発端に、反響して、思考して、ものをつくる作業と、その行為のこと。

この行為と結果に関わってくださるみなさまに、健やかで快い瞬間を!と祈ります。